2022年5月8日(日)なかのZEROで開催されたウェーサーカ祭記念式典。今回はそのレポートの後編です。
式は大乗仏教とテーラワーダ仏教のお坊様方の入場(お練り)で始まりました。在家の代表として、協会の会長らも頭にお釈迦様を載せて入場します。参加者は立席・合掌でお迎えします。
午前の部はその後、お釈迦様へのお供え法要(ブッダ・プージャ)、読経と続き、少し早めに終了しました。
昼休みには有志のお布施で全員にお弁当が配られました。
今年は感染症対策として、使用した場所をすべて拭き取るという決まりになっていたため、参加者にアルコール除菌シートで身の回りを拭いていただきました。
午後の部は読経から始まり、スマナサーラ長老の法話がありました。内容は、慈悲に基づいてお互い仲良くすることについて。内容はYouTubeをご覧ください。
大乗のお坊様方からは、会場にマイクを回して質疑応答がありました。楽しく盛り上がり、また仏教の理解も深まるひとときでした。
楽しい時間はあっという間で、午後の部も終了です。
大乗のお坊様方から「生きとし生けるものが幸せでありますように」「初志貫徹」「Satiこそ幸」と書かれた大きな鐘を、参加者が唱えながら鳴らすという趣向がありました。下からこすり上げるように叩くと、いい音がします。
テーラワーダのお坊様からは、参加者に聖糸・聖水の授与がありました。お水と糸をいただいた方から順に解散となります。
皆さんが帰られたあと、ボランティアスタッフで撤収作業をします。
一般参加の方は知らないのですが、実はこのとき、記念撮影とスマナサーラ長老からの短いお話があります。
この日のお話は「こういった催しを行うことで、我々はひとつの大きな家族のようにお互いに心配する、すごく仲良しの心を作ることが大切です」という内容でした。準備作業は大変でも、スマナサーラ長老のお話を聞くと「参加してよかったなぁ」という喜びがあふれてきます。
もし「私も参加したい」というお気持ちの方がいれば、いつでもゴータミー精舎にいらしてください。
あっと言う間に片づけを終了させ、短い反省会をしてスタッフも撤収です。
皆様、お疲れさまでした!
最後に、いつも会場で上映しているスライドショーの動画をご紹介します。今回は特に時間がない中、開催日までに作っていただきました。
生きとし生けるものが幸せでありますように