みなさま、こんにちは。
9月18日(水)17:00より21:00まで、満月の夜の開門でした。
満月の夜に心を清らかに過ごそうという企画です。
雨がぱらぱらと降り出しました。
集まったのは7人。「みなさんで」と溢れんばかりの差し入れがあり、18:00までダンマトークに花を咲かせました。
18:00から本堂にて、プンナ師の導師で、お釈迦さまにお飲み物のご供養をしました。
普段は読経・慈悲の瞑想をしますが、この日は満月の夜ということで、読経に続いて「慈悲の瞑想のフルバージョン」をみなでゆっくりと唱えました。
このフルバージョンには、「はじめに」というスマナサーラ長老の解説があります。これもみなで読誦しました。
この「はじめに」という文章をじっくり読んでみると、改めて心に響くものがあります。
少し、抜粋してご紹介いたします。
慈悲の気持ちを経験してほしいのです。体感してほしいのです。こころにインパクトを与えて、こころを変えてほしいのです。こころは洗脳しやすい、脆いものです。人間のこころは貪瞋痴で汚れているのです。我々のこころは世間の貪瞋痴のこころによって洗脳されているので、たいへん不幸な人生を過ごさなくてはいけなくなっているのです。慈悲の実践で完全に清らかなこころを育てるのです。世間の波に左右されない、汚れたこころで、迷信で、脅迫で洗脳されない、安定したこころを育てるのです。こころを治せば、人生は奇跡的に変わります。人生における本物の奇跡とは、慈悲です。それを体感してみると、「慈悲は奇跡だ」と各自で発見するに違いありません。
「はじめに」の文章を読んでから慈悲の瞑想に入ると、お釈迦さまの慈しみや、これを作って下さったスマナサーラ長老の慈しみに後押しされて、より一層、慈悲の瞑想がやりやすく感じました。
その後は、本堂で瞑想する方々、1Fで色々なことをお話して交流を深める方々、ちょこっとお釈迦さまの周囲を掃除したりと、それぞれに過ごしました。
雨は激しくなり、雷も鳴って、満月を眺めることはできませんでしたが、お寺の夜はとても穏やかに過ぎて行きました。
プンナ師、参加者のみなさま、差し入れ頂いた方々、ありがとうございました。
- 9月26日(木)10:00~ボランティアの日
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この日はお仕事がたくさんありそう。どなたでもご参加いただけます。
みなさまのご参加お待ちしています! - 9月28日(金)17:00~ゴータミー精舎の会・会議
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協会会員の方、ご一緒に精舎の運営や企画を進めてみませんか?
- 9月29日(日)16:00~ヘーマラタナ長老経文解説
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いよいよ、宝経のご解説に入ります。
おまけ
数日前、ゴータミー精舎の前の緑道にいらした、昆虫たち。
ただただ生きること。ただただ死なずに次の瞬間も生きていること。
せっせせっせと、懸命に自分のお仕事に精を出しています。
生きとし生けるものがしあわせでありますように。