みなさま、こんにちは。

7月17日(木)19:00より、在家の有志の方々が企画し主導してくださる「慈悲の実践会」が行われました。
18:00からは夜のお飲み物のお供えがあり、ここでもしっかりと読経と慈悲の瞑想を、プンナ師の導師でいたしました。なぜか、慈悲の瞑想にいつもに増して真剣さが。
19:00までの間は、パンのお布施があったり、抹茶オレを作って下さったり、歓談したり、いろいろです。

19:00、15人の参加者が本堂で輪になって実践会は始まりました。初めは慈悲の瞑想ポピュラーバージョンをみんなで唱えます。「私は…私の親しい生命が…生きとし生けるものがしあわせでありますように」と念じる部分は、5分を取り、じっくり念じました。
次は慈悲の瞑想フルバージョン。大判の冊子を配ってくださり、「はじめに」を実践会スタッフの方が読んでくださいます。それから、最初の「私は幸せでありますように」のセクションの実践のみを、20:30ごろまで行いました。3行ずつ覚え、念じ、このフルバージョンをスマナサーラ長老が解説してくださっているご法話を流してくださいました。そして最後の20分を取って、自分の心に合う文章を念じました。

「心は育てないと育たない」と、前日のお食事のお布施の後のご説法でヤサ長老が仰っていました。長い時間をかけて真剣に念じてみると、「私が幸せである」ことはどういうことなのか、実感できました。怒り・嫉妬・憎しみなどの悪感情や、過去や将来の不安の悪思考が、心にないこと。あっても、それが消えてゆくこと。
みなさん、それぞれ気に入った文章は違うのでしょうが、どのセンテンスもじっと念じると深い慈しみや気づきに繋がっていくように感じました。
新しいことを始めるのは、心にふんばりが必要です。参加者の為を思う心配りも、有り難かったです。みなさまのご意見も伺って、徐々に内容を改良していくとのことでした。スタッフの方々、ありがとうございました。
これから毎月一回、木曜日に実践会があるとのことです。日程はゴータミー精舎のHPや、精舎の玄関を入ったところにある掲示板などでご確認いただき、ぜひご一緒に慈悲の心を育てる実践会にご参加ください。初めての方も大歓迎です。

菩提樹様の枝を払わなければならず、それを大事に植えてくださったもの。可愛らしい新芽が出ています。小さいながら葉っぱはきちんと、菩提樹の葉の形。
生きとし生けるものがしあわせでありますように。