
10月26日の法要当日も朝から雨でした。やはり出足は例年より少ないようで、しかしいつも通り、お手伝いの方が早朝からキッチンに立っていました。

カティナ衣の布は、法要が始まってからゴータミー精舎に運び込まれます。この布が比丘サンガにお布施され、午後にはカティナ衣として仕立てられるのです。


午前中には1枚の布だったオレンジの生地は、すぐに3Fに運ばれ、カティナ衣を縫うチームのみなさんの手で一日で衣に仕立て上げます。

本堂では、ブッダプージャ、お坊様への食事・物品のお布施と続きます。昼休みを挟んで、午後にはスマナサーラ長老のお話がありました。


午後の法要に参加されたお坊様方。






本堂で法要が進行している間に、3階ではカティナ衣が縫い上がりました。

本堂ではお坊様から祝福の読経があり、聖糸・聖水をいただきました。
これで本日のカティナ衣法要は終了です。

衣チームのみなさんが1階に降りてきて遅い昼食を摂ったのは、午後4時ごろでした。大きな仕事を成し遂げた喜びと安堵感に包まれて、和やかな談笑が食卓に広がっていました。
お布施の様子やお坊様のご説法は、こちらの動画をご覧ください。
お布施されたその年のカティナ衣をどなたが受け取られるかは比丘サンガの話合いで決まります。今年のカティナ衣は、スマナサーラ長老がお受けくださったとのことです。
お手伝いくださったみなさま、サンガにお布施できる喜びを共にしてくださったみなさま、ありがとうございました。

生きとし生けるものがしあわせでありますように。
