みなさま、こんにちは。
6月30日(日)日本テーラワーダ仏教協会の総会が開催されました。
これは朝の玄関です。以前は分厚い鉄の扉でしたが、この様にガラスの両開きの扉にリフォームされました。
「カフェみたいですね」
Sādhu! Sādhu! Sādhu!
午前8時過ぎ、総会は14時からなのでまだ精舎の中は静かです。
しかし在家のお食事を用意してくださるIさん、いつも丁寧にお花を活けて下さるAさんはすでに準備を始めていました。
ブッダプージャもあるので、段々と人が集まり、お布施のお料理がテーブルに並んで行きます。
「なんだか法要みたいになってきた…」
1階は在家で一杯になってしまうので、お坊様へのお布施は2階の本堂にテーブルを設えました。
たくさんの方がお布施のお料理をお持ちくださいました。山梨から始めて来られたという方も。
ブッダプージャ。
ヘーマラタナ長老とプンナ師がお布施を受けてくださいました。
その後、在家のお食事です。
14時からの総会はスマナサーラ長老にもご参加いただいて、長老のご法話から始まりました。
ほんのちょっとだけ、お裾分けいたします。
『人間は輝く方法を知りません。蟻塚のアリのように小さくなってシステムの言う通りに生きています。その輝く方法とは、人の役に立つことです。そして役に立ったら、自我を出さずにそこで終わってください。人の役に立つことには純粋な喜びがあります。』
みんなで食事をすると仲良くなる、というお話もありました。今日集まってくださったみなさんと和やかにお食事ができたことの実感が、喜びと共に湧いてきました。
総会では、昨年の各地方の活動の報告、会計の報告、休憩をはさんでディスカッションが行われました。
北海道、九州、東海、関西、首都圏から50人ほどが集まり、ZOOMの参加もあり、進行の方々がインタビューする形で楽しく報告がされました。
- ゴータミー精舎
- マーヤデーヴィー精舎
- アラナ精舎
- 明西寺
- 禅東院
- 誓教寺
- スジャータ婦人会
- 札幌ダンマサークル
- 東海ダンマサークル
- 湘南ダンマサークル
- 関西ダンマサークル
- 新潟ダンマサークル
- 宮崎ダンマサークル
こうしてみると全国で本当にたくさんの活動が行われています。瞑想会や講演会の開催、オンラインでの勉強会、昨年度から始まったオンライン瞑想会。これらの活動がすべてボランティアで自主的に行われているのは、ちょっと驚きです。各人が自分のできる労働を提供し、金銭や品物を提供し、助け合いながら活動は進んでいます。
5人〜10人程度のグループに分かれた交流会(グループディスカッション)では、進行役の方から『自己紹介と、言葉のプレゼント交換』というお題が出されました。言葉のプレゼント交換というのは「大切な友人(法友)に教えてあげたい私のとっておき」をお互いに紹介しあうことで、グループに分かれた方と20分程度話し合いました。
グループディスカッションが終わったあと、進行役の方の「他の方と仲良くなれたと思う方」という質問に、ほとんどの方が手を挙げていたのが印象的でした。
総会に参加された方々、参加されなかった方々、みなさまのご理解とご協力によってお釈迦さまの教えが着実に伝導されています。
この清らかな流れによって、みなさまの苦しみがなくなりますように。
生きとし生けるものが安らかに暮らせますように。