ウェーサーカ祭の舞台裏

みなさま、こんにちは。

今回は、5月11日(土)に行われたウェーサーカ法要の裏側と、その前日に行われた準備のお話を少し、お分けしたいと思います。

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5月10日(金)前日準備

10時に精舎に集まって、前日の準備をしました。
まず、白いテーブルを出して並べて、倉庫から出した大量の調理器具やお皿、キッチンの食器、ブッダプージャを入れる銀器、お坊様の食器などを洗いまくります!

(これは去年のカティナ衣法要の時の、食器の一部の写真ですが、こんな感じです)

8名のお坊様と、百数十人の在家のお食事のためですから、とにかく大量。
この日は平日ということもあって、若干少なめの10名ほどのお手伝い要員で頑張りました。

お昼を挟んで、お食事の準備があらかたできたら、1Fでは日曜日の日暮里サニーホールで行われるウェーサーカ祭でお配りする物を封筒に入れる作業。

2Fではテーブルを法要バージョンにセッティングして、椅子に白いカバーをかけたりなどしました。
3Fのお坊様の控室の準備も、してくださっていました。

5月11日(土)ウェーサーカ法要

朝日を浴びて輝く五色の旗。

お手伝いは7時半~8時集合でした。もうすでに先輩方はいらしていて、お湯を沸かしたりお布施のお料理を整えたり、果物を切ったり。
献花を活けてくださる方もすでにいらしていました。

ここから、怒涛のお食事の準備が始まります。
忙しいのですが、静かな落ち着きもあり、楽しげな感じもあり、緊張もあり、なんとも言えない雰囲気です。

在家の方が心を込めて用意してくださった、たくさんのお布施がお皿に盛り付けられました。
果物を切ったり、デザートを切り分けたり、ブッダプージャのお皿に盛り付けたり、お茶の準備をしたり、みなさん流れるようにテキパキと作業を進めて。

法要の様子はYoutubeでご覧ください。

ブッダプージャと比丘サンガへのお布施式|釈尊祝祭日ウェーサーカ法要

お坊様にお食事や物品のお布施をして、在家のお食事も終わったら、今度は怒涛の片付けが始まります。
またまた大量の洗い物、調理器具の片付け、法要が終わってからみなさんに振る舞うお茶の準備、余ったご飯でおにぎりを作ってくださったり。

受付担当の方は、法要の間もずっと、精舎を訪れる人々を温かく迎えてくださっていました。

気づけば、3Fに続く階段の踊り場の施本の棚がきれいに整えられていました。

ご希望の施本があったら、お持ちいただけるようになっています。

法要後。

ガレージの荷物置き場なども片付けてから、残れる人は本堂で、翌日にお配りするミニ誕生仏の包装作業をお手伝いしました。

このミニ誕生仏は、とても丁寧に作られていて手間がかかっています。
数を揃えるのが間に合わなくて、危うく12日にお配りすることができなくなりそうでした。
しかし制作者の在家のKさんが全力で作ってくださって、11日に持って来てくださったのです。

そして、12日、ウェーサーカ祭の終わりに、お坊様から在家の方々に手渡されました。

B.E.2568年をお祝いするウェーサーカ法要、ゴータミー精舎での様子でした。
調和を保つこと、慈しみで人と関わること、自己を観察しながら作業をすること。
ひとりひとりの心の中でそういった修行が実践されながら、仏教徒にとっての新年が幕を開けました。

生きとし生けるものが、しあわせでありますように。
生きとし生けるものに、智慧の光が現れますように。

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