7月の「満月の夜」開門レポート

みなさま、こんにちは。

7月29日(水)は、満月の夜の開門でした。

ゴータミー精舎では、満月の日は17:00から21:00まで開門しております。自由に瞑想をしたりお茶を飲んでお話をしたり、読書会に参加したりしていただけるようになっていて、在家のオアシスとなっております。

この日も、暑さに負けず数名の瞑想実践の方がいらして、またお茶のご準備をしてくださる方もいらして、人がひとり増えるごとに和やかさが増していくようでした。

2Fの本堂は畳を新しくしたので、井草の匂いに満ちています。

18:00からはブッダ・プージャで、お釈迦さまにお飲み物をお布施します。プンナ師の導師で読経と慈悲の瞑想を行いました。

19:00からは「パティパダー・バックナンバー読書会」です。教材は2007年12月号のスマナサーラ長老のご講義、『なぜ苦は偉大なる真理なのか②』です。副題に『人生は迷路』とついています。

この日は、ゴータミー精舎で雨安居に入られているチャラナ師もご参加くださいました。そしていつもご指導くださるプンナ師も含めて13名で、3Fで所狭しと椅子を並べて読書会が始まりました。3名の初参加の方がいらしたので、みんなで簡単に自己紹介をいたしました。

「一切の形成されたものは苦(dukkha)であると知ったなら、それによって人は一切の苦を乗り越える。これが清らかな道である」という言葉でご講義は始まっています。

輪読した後、様々に日常生活の苦に関するディスカッションを行いました。文中、スマナサーラ長老は、日常生活で出会う苦しみ(人間関係や病気や経済状況など)は何とか乗り越えられるものであるのに、私たちはそれに歯を食いしばってがんばって、努力に努力を重ね、胃に穴があくほどストレスを受けて、「生きることは苦しい」と嘆いているのだとおっしゃっています。お釈迦さまが教えてくださる『苦』は、そういうことではないのだと。

参加者から「そうは言っても、苦しいよねぇ~」という感想が。苦の話をしているのに対話は楽しく進みましたが、その中からひとつ、お役に立ちそうな質問をご紹介いたします。

「自分が軽視されたときに怒りが湧いて苦しみます」

  • それは、自分にそれを受ける業があるから。過去のどこかで自分がした行為の結果は、いつか自分に返ってきます。自分はそれをしたことを忘れてしまっていても。何か他人にされたときに、被害者アピールをしてしまうのはカッコ悪い。スマートじゃないよね。と、チャラナ師。
  • 自分はとことんどうしようもないアホやなぁ…と自分を見られるようになると、人に対して怒れなくなる。(参加者)
  • 世の中を怒りの気持ちで見ないで、慈しみで見る。(参加者)
  • ノイズキャンセリングと同じ原理で、何か波が来た時に反対の波を出すと、それは消える。怒りの波がきたら、慈しみの波を出すとか。(参加者)

他にもいろいろ、こころに刺さるご意見やご指導がたくさんありました。ぜひご参加いただき、生で仏教の対話の醍醐味を味わっていただきたいと思います。

頭を使ったあとは、みなさん1Fに降り、ご用意くださっていたスイカやサンドウィッチでお腹を癒していらっしゃいました。いつも満月に修行に来る方々のためにご準備くださるみなさまに、こころより感謝申し上げます。

次回の満月の夜の開門は 8月28日(金)17:00~20:00です

読書会の教材はパティパダー2008年1月号「なぜ苦は偉大なる真理なのか③」を予定しています。

どうぞお気軽にご参加ください。

現在、ゴータミー精舎には5人のお坊様が雨安居に入られています。お食事のお布施や様々な行事にぜひご参加ください。チャラナ師のパーリ語講座も始まっています。お楽しみに♬

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