【レポート】傘寿の会

みなさま、こんにちは。

4月27日(日)は、私たちの恩師スマナサーラ長老の80歳をお祝いする「傘寿の会」がありました。ゴータミー精舎は早くから人で溢れ、お食事のお布施も盛大な量です。在日のスリランカの方々もカレーや本場のスリランカ料理をお持ちくださいました。80歳になるまで日本に居てくださってご指導頂けていることが、私たちみんなにとってこの上のない幸福なのです。

サンガにお食事のお布施、物品のお布施をさせていただき、在家もお食事を頂きました。

これはお手伝いに来ていた小学生のご兄弟が書いてくださったプログラムです。

午後は、日頃ご指導いただいている在家仏教徒が感謝をお伝えし、更なる精進を請願をする会が催されました。本堂にはたくさんの方が集まってくださり、またzoomで全国から参加された方も大勢いらっしゃいました。1F食堂でも食事の後片付けをしながら、モニターで階上の様子を視聴することができました。

👉 スマナサーラ長老の仏教法話データベース

こちらは、協会役員のKさんのお布施です。日本テーラワーダ仏教協会のHPに、傘寿の会に合わせて開設されました。今後、長老のご法話を順次掲載していき、データベースを作っていくとのことでした。

スマナサーラ長老への感謝の言葉を述べてくださった方々のお言葉は、広く私たちの共感を呼びました。ほんの少しご紹介すると、関西からスピーチしてくださった方は、スマナサーラ長老に質問をしたときに「救いようのない人ですね」と言われたそうです。ビックリして腹も立ったが、どうしたらよいでしょうかと伺ったところ、とても柔和なお顔になって「慈悲の瞑想をしてください」と言われたと。直感的にこの方は信頼できる方だと思ったそうです。また東京の登壇者の方は、Youtubeのスッタニパータ「犀の経典」解説動画を視聴し、この経典は覚りに至るプロセスを語ってくださっているのだ、とのスマナサーラ長老の解説に衝撃を受けたそうです。「執着を善行為に変える」との長老のご指導により、実践をし、心の良い変化を実感できるようになったとのことでした。

クイズもあり、楽しく時間を過ごした後、在家よりスマナサーラ長老にお布施をいたしました。みんなで感謝の言葉を綴って作成したアルバム、たくさんのお花、有志で縫いあげた衣、目録(ベッド)など。スマナサーラ長老はにこやかにすべて受けてくださいました。

この後、ご法話と祝福の読経をいただいて、会は幕を閉じました。

そして終了後、スマナサーラ長老は参加者との記念撮影に入ってくださり、みんなとても嬉しそうなお顔で写真に納まりました。

仏教は私たちを甘やかしません。その代わり自分で自分の心を向上させて、自力で道を進んで行く力を出せるよう導いてくださいます。それを実感している全国の仏教徒の方々が、本当に良い笑顔をしていらっしゃいました。

スマナサーラ長老、きっとお身体がお辛い状況だったと思いますが、私たちのお祝いを受けてくださり、ありがとうございました。

生きとし生けるものがしあわせでありますように。

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