7月30日、ゴータミー精舎で特別な法要が開催されました。

午前中は故松井美文前会長(法名:バッディヤ・ウパーサカ士)の追善廻向法要、午後には雨安居入り要請法要が行われ、スマナサーラ長老、ヘーマラタナ長老、チャラナ師、プンナ師らが参加しました。

午前の法要では、松井さんの奥様とお姉様にもご臨席いただきました。
献花や献灯用のキャンドルグラスでお釈迦様の周りが美しく飾られ、心がこもったお料理も用意されました。
皆さんから前もって投稿していただいた松井さんへの感謝や思い出話を1冊のノートにまとめて奥様とお姉様にお渡しすることができました。
インドネシアからはクサラダンマ長老のメッセージも届きました。
スマナサーラ長老からの言葉「輪廻の中で与えられた寿命を生きるためにはずっとサポートが必要、サポートをもらうために各生命に資格が必要。松井さんは、仏教の人であったこと、類いまれな人格者であり、会長にふさわしい存在だったこと」など、最大の賛辞が贈られました。

花で飾られた故松井会長の写真
お水の供養
松井さんの思い出ノートに記帳されるスマナサーラ長老

午後は、雨安居入り要請文言を全員で唱えて、お坊様にゴータミー精舎とアラナ精舎にて、雨安居をお過ごしいただくことを要請しました。
お坊様全員からお話しを頂戴し、最後にスマナサーラ長老から「真夏の時期、外に出たくない猛暑という悪条件だからこそ、修行に使ってください」と励ましのお言葉をいただきました。
祝福の読経のあと、スマナサーラ長老から聖水を手渡され、雨安居に入られる3名のお坊様から聖糸を巻いていただき、この日の法要が終了しました。
これからの雨安居の期間、お坊様の修行を支えるための食事のお布施をみなさんで行いながら、在家もより一層修行に励みたいと、多くの方が思われたことでしょう。

全員で雨安居入りのお願いをしました
スマナサーラ長老から聖水、三人のお坊様から聖糸を巻いていただきました。