午後1時30分からは、午後の部がスタートしました。
読経のあと、スマナサーラ長老によるご法話が行われました。

スマナサーラ長老のご法話
この日のご法話のテーマは、
「自由になること 一切の依存を断って自由に達すること」
でした。

スマナサーラ長老は、
「人は生まれた瞬間から、社会や物質、さまざまなものに依存して生きている。しかし仏教が目指すのは、こころが依存から自由になることです」
と語られました。
また、
「苦行によって自由になるのではなく、観察によって智慧を育てることが大切です」
として、お釈迦様が苦行を離れ、智慧によって悟りに達したことにも触れられました。
会場では、多くの方が真剣な表情で耳を傾けていました。

ご法話の動画は、YouTubeでも公開されています。
ぜひご覧ください。
藤本慈照ご住職のご法話
続いて、大乗仏教側を代表して、藤本慈照ご住職によるご法話が行われました。

ご住職は、「宇宙」と「生命」をともに「ローカ」と呼ぶ仏教の世界観について触れながら、宇宙の成り立ちや、こころと物質の関係について、独自の視点を交えて語られました。
近年の科学で語られる「ダークマター」などにも触れつつ、
「こころが物質に影響を与えることは少しずつ見えてきているが、こころが先であるというところまでは、まだ科学は踏み込めていない」
という興味深いお話もあり、来場の皆さんも熱心に聞き入っていました。

最後には、
「我々仏教者が笑顔で頑張って、人々によい影響を与えていきたい」
という言葉で締めくくられました。
祝福の読経 聖糸・聖水の授与
小休憩をはさんで、祝福の読経、来場者への聖糸・聖水の授与が行われました。
参加者は舞台上へ上がり、まずテーラワーダ仏教のお坊様方から聖糸を巻いていただき、お釈迦様へお参りします。
その後、大乗仏教のお坊様方から聖水を授与していただきました。
会場には法螺貝の音が力強く響き渡り、盛大な祝福のなかで式典は締めくくられました。








記念撮影とスタッフへのお話
来場者を見送ったあとには、お坊様方とボランティアスタッフによる記念撮影も行われました。

その後、スマナサーラ長老から、スタッフへ向けた短いお話もありました。
準備や運営に携わったスタッフにとっては、最後のご褒美のような時間です。

多くの方々の支えによって成り立っているウェーサーカ祭。
来年は、皆さまもぜひボランティアとして参加してみませんか。

生きとし生けるものが幸せでありますように
